Director&Staff

監督/工藤 渉

-profile-

1983年青森県。野球少年の恋を題材にした『Little/Boy』がイタリア・カフォスカリシネマ映画祭で上映。翌年『君といると、僕はかなしい』が2011年TAMA NEW WAVEある視点部門にて上映。『Electric Kiss』はドイツ・ハンブルク日本映画祭にて上映された。その後『口裂け女vsメリーさん』を監督。演出部として『ヤクザと家族The Family』『ベイビーわるきゅーれ』等の話題作に参加している。

コメント

先輩である吉田浩太監督と主演の古谷くんと打ち合わせの際に、禁欲にかける想いを古谷くんから聞き面白かったのを良く覚えてます。

全然わからないし共感できないと思って聞いてました。笑

ただ謎のパワーというか、人を拒絶せず生きて走って向かっていく古谷くんは変なやつだし、編集しても未だに意味不明なんですが、吉田さんや現場では僕が信頼してるスタッフ、さらに共演者の架乃ゆらさんにも愛される凄い奴です。是非劇場でご覧いただければと思います。


プロデューサー/吉田 浩太

-profile-

1978年生まれ。『お姉ちゃん、弟といく』(06)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞。『ユリ子のアロマ」(10)でドイツ・ニッポンコネクションデジタルアワードにて審査員特別賞を受賞した後、劇場デビュー。制作した映画は国内外で高い評価を受けており『ソーローなんてくだらない』(11)ではイギリス・レインダンス映画祭でベストインターナショナルコンペティションにノミネート、『愛の病』(18)でローマアジアンフィルフェスティバルで最優秀主演男優賞(岡山天音)受賞。『Sexual Drive』(21)でロッテルダム国際映画祭コンペティション部門にノミネート。『スノードロップ』(24)で大阪アジアン映画祭コンペティション部門選出。本作で初プロデュースとなる。

コメント

コロナ禍で仕事がなくなったとき、ふと思いついたのが俳優古谷蓮が30日間禁欲をするというしょうもない企画でした。禁欲を達成した彼がその後なぜか寺修行に向かうことになった出来事をベースにしたのが、映画「僕の月はきたない」です。こんなどうしようもない企画を、鈴木太一が見事な脚本にし、工藤渉が見事な演出によって唯一無二の青春映画に仕立て上げました。古谷蓮×架乃ゆらの傑作禁欲青春映画を是非お楽しみください!


■STAFF

監督:工藤渉 プロデューサー:吉田浩太 後藤剛    脚本:鈴木太一

撮影:関将史 録音:篠崎有矢 美術:岩崎未来 スタイリスト:中村もやし ヘアメイク:くつみ綾音 助監督:國谷陽介 音楽:零式  主題歌『よろこびの歌』作詞作曲:朝真裕稀

2023|86 分|日本|アメリカンビスタ|カラー